2017年10月3日火曜日

シーズンイン


10月1日から、今年も北海道の猟期が始まりました。
シカは年中駆除でとっていますが、カモは猟期中(1月31日まで)しかとれません。
あらかじめ草刈りやら地主さんへの挨拶など準備を進め、心待ちにしたカモ猟解禁の日、私たちハンターにとっては特別な日です。

 
今年は、10月らしからぬ暖かな天候のせいか池にカモが少なくて(←言い訳)、過去最低の捕獲数でした。
それでも、別にとってあった熊肉やラクヨウも加えて、解禁猟の参加者で猟期スタートを祝いました。
 
 
ちょっとカモが少なくて(汗)、カモ鍋まではいかなかったけれども・・・、カモ肉にぴったり合うという赤ワインも余っちゃったけれども・・・。
恒例の解禁レシピ(胸肉のローストをスライスしたものにネギとマイタケを炒めたものを乗せておろしポン酢ドレッシングでいただく)と。
 
 
どうにか出汁をとって、カモ蕎麦も。各人に。
毎年のことですが、噛むほどに味わい深く、しみじみと美味しい野生のカモ肉です。
 
 
北海道では最近、シカ猟がメインになって、カモ猟をするハンターがめっきり減ってしまったと聞きます。
であれば、自分たちでとったカモを美味しくいただいて祝う、こんな豊かで贅沢な解禁の夜を過ごしているハンターはどれほどいるのでしょうか。カモとワンコと仲間たちに感謝です。
 
 
今季も良い猟ができますように。
(レヴ君の活躍ぶりは、インスタグラムでご覧ください。)
 
 

 
 


 

 

2017年9月28日木曜日

猟芸


狩猟に使役される犬たちが、獲物に追いついた時、ハンターが来るまでの間、獲物をその場にとどめておく「猟芸」には、「吠え止め」と「咬み止め」の2種類があります。


玄の猟芸は「咬み止め」です。
無言で咬みつき、獲物が暴れてふりほどかれてもひるむことなく追いかけてはまた咬みつき、ひたすらにKJの到着を待ちます。
 
 
一方、米(ヨネ)の猟芸は「吠え止め」です。
玄といっしょに猟に出て、玄を見ながら猟を覚えているのに不思議ですが、ヨネは、獲物に咬みつくのではなく、周囲をとびまわりながら吠えかかり、獲物の気を引いて足を封じます。
 
 
いずれの場合にも一長一短あって、「咬み止め」は確実性が高いけれども、犬が吠えないのでどこにいるか探すのが大変だし、獲物に逆襲されたり引きずられたりして犬が負傷しやすい。
 
 
逆に、「吠え止め」の猟芸は、犬の居場所はすぐに分かるけれども、年長けて胆のすわった獲物には通用しない(迫力負けして逃げられる)ことがあります。
 
 
玄とヨネの、「咬み止め」「吠え止め」の猟芸の違いはオス、メスの違いによるものなのか、持って生まれたそれぞれの個性なのか、はたまた2犬で決めて?あえて役割分担をしているのでしょうか。

 
 ヨネもそのうち咬みつくようになるのか、玄がいなくなった時にどうなるのか、ヨネの子どもはどうなのかなどなど、これまた興味は尽きません。
 
 
いずれにしても、猟場での2犬の姿を見ていると、日本犬の本質とされる「悍威、良性、素朴」、また、その表現とされる「(感覚)鋭敏、(動作)敏捷、(歩様)軽快」は、石器時代からこうして獲物を追ってヒトとともに山野を駆けめぐることによって培われ、それが現代を生きる柴犬の中にもDNAとして脈々と受け継がれていることを実感します。
 
 
イノシシ狩り、シカ狩りの銅鐸の絵
(左:5頭の犬を使ってイノシシ狩りをしている)
 
曰く、私たちはハンターです。
 
 
 

 


 
 
 

2017年9月19日火曜日

受賞


玄の繁殖をきっかけに加入した、日本犬保存会では、天然記念物でもある日本犬(柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬)の保護・繁殖と改良発達のために、各県支部単位で春・秋の展覧会を、また、各支部持ち回りで年に一度の全国展を開催しています。
 

展覧会の審査は、日本犬標準に照らし、体高や歯数といった数値基準に加えて、耳や目、尾など各部位の形や、毛質・毛色、また、実際に歩かせて見ての歩様、そして、悍威、良性、素朴とされる日本犬の本質表現まで、本部から派遣される審査員によって厳正に行われます。

 
今回、初めて北海道支部展に参加して来ました。
最初は見学だけと思っていたのですが、Oさんに勧めていただき、記録に残るし記念になるからということで、米(ヨネ)を小型犬(柴犬)・若2組(1歳~1歳6か月未満)クラスに出陳しました。
 
 
周囲はほとんどがプロのブリーダーさんたちという中、展覧会用の綱もOさんに編んでいただき、KJと2週間ほど特訓しての出陳です。
 
 
ヨネは、最初は村と違う人の多さ、犬の多さにビビッて震えたり、吠えたり、尻尾が下がってしまっていたけれど、次第に場慣れしてきたのか、リンクに入るとシブい顔して(笑)立派に立っていましたね。歩様含めて、犬舎の方々からも誉めてもらいました。

 
KJも、右も左も分からない初体験で、緊張する間も無かったと言っていましたが、見よう見まねで上手にハンドラーやっていました。
常連のみなさんも、ヨネに櫛を貸してくれたり声をかけてくれたりと、とても親切にしてくれました。

 
結果、ヨネ号、優良の評価をいただくことができました!(評価は優良→特良→良→可の順)
加えて、若犬賞(若1組、若2組の上位3割に授与)、道内最高賞(小型及び中型の若2組の中で最良のものに授与)までいただきました!
なんと、全国展(11月18~19日、和歌山県)への出陳資格ももらえちゃったんですね。
 
 
Oさんからは、日本犬には体高や歯数の基準があるので、展覧会に出せるだけでも特別なことなんだと聞き、素人ながら思い切って参加しましたが、実に楽しい一日でした。
会場ではプロのみなさんから、犬の見方や立たせ方の話なども色々と教えていただき、こんなに素晴らしい賞状と盾までいただいて、本当に幸運でした。
 
 
いっしょに連れて行った玄も、出陳こそしませんでしたが、多くのみなさんから毛色やたたずまいを誉めていただき、とても気持ちが良かったです。
  
 
まだまだ、ほんの少しかじっただけではありますが・・・日本犬の繁殖や評価は、奥が深くて興味深いことだらけなんですね。
良く頑張ったヨネとKJ、今回はビギナーズラックもありましたが、もっといろいろと勉強もしたいし経験したいと張り切っていますよ。

 
展覧会の写真はインスタグラムでも紹介しています。
 
 
 
 

2017年6月27日火曜日

時間


早いもので、玄と時女(トキメ)さんの交配から、もう1年が経過しました。
つまりは、米(ヨネ)の生命がトキメさんの体内に宿ってから1年がたったということ。

トキメとの思い出も多い、自称ドッグランにて玄&ヨネ
 
交配から妊娠中の管理、出産介助、母犬&哺乳期の子犬たちを育てることも、何しろ初めての経験ばかりで、悩んだり、困ったりの連続でしたが、ブリーディングの師匠、獣医の先輩、みなさんに助けていただきながら、何とか乗り切り、今、振り返ればこの1年間は本当にあっという間でした。
 
濡れると(汚れると?)黒色が際立つヨネ
 
犬の時間は人間よりもずっと早く経過するというので、玄にとっては私たち以上に、エラク忙しい1年間だったでしょう。
加えて、いつも元気いっぱいでからんでくるヨネに、エネルギーを持って行かれるのか、最近、動きにキレが無く背中も丸くなってきて、ずいぶん年をとったなあと感じます。
 
トラックの中で仲良く昼寝
 
それでも相棒がいるのは良いことで、畑に行けない日の留守番も寂しくないし、今まであまり食べなかったフードも完食するようになりました(おかげで太りました)。
畑でも家でも、何かの都合でどちらかがいないと、お互いに気にして探すようですね。

家でも仲良く
 
なんだかお顔も丸くなった玄ちゃんと、痩せてるようで筋肉質?すっかりたくましく育ったヨネ。
2犬の日々、近況は、KJのインスタグラムでご覧くださいますよう。
 
 
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 
玄米&レヴ





2017年5月14日日曜日

ビューティ・ペア


ニセコの小雪ランにて、思い思いに昼寝をしたり、ボール遊びをしたり、シッコをしたりのうららかな昼下がり。

 
 
しかし、そんな大人たちをしり目に、今日もひたすら鍛錬にいそしむ彼女たちを見ていて思い出しました。「ビューティ・ペア」(笑)
 
 
♪ 踏まれても汚れても野に咲く白い花が好き ♪
 
 
米(ヨネ)の得意技は、恵まれた体格を生かしたボディ・プレス。

 
ナッツ(夏萌)の得意技は、器用な手と大口を生かしたヘッドロックに噛みつき←反則(笑)
 

 
そんなこんなで、♪ かけめぐる青春 ♪
(作詞:石原信一、作曲:あかのたちお、唄:ビューティ・ペア)
 
 
この日は我関せずと借りてきた猫のように大人しかった、希菜瑚(キナコ)さんが直に慣れて本領発揮しだしたら、みんなで「豆腐プロレス」の旗揚げか。
 
 
それともレフェリーのはずが、つい自分も参戦してしまう玄ちゃん加えて、「極悪同盟」か・・・
 
2対1の攻撃も反則(笑)
 
 
 

 
 
 
 
 

2017年5月11日木曜日

伊達デビュー


米(ヨネ)、初めての伊達に行って来ました。

 
ほぼ月イチで訪れる、お気に入りの公園は、ちょうど桜が満開でした。

 
エゾエンゴサクやイチゲ、エンレイソウ、スミレ・・・。



 
さらにはタンポポやら、庭のスイセン、ムスカリまで、文字通りどっと満開。実に見事、キレイでしたが、かんじんの、乙女であるはずのヨネさんには、あまり関心が無いようです。

 
それよりも、風にそよぐ雑草をプレイバウで誘い、戦いをいどんでは噛みついていました。
 
 
やはり育ちなのでしょうか(笑) 父(玄)の教えが「犬生は戦いだ」、なのでね。

 
ところで、月に1回、伊達に来る理由はシャンプーです。
各方面から、汚れているのかそういう毛色なのか分からない、とさんざん言われて来ましたが。
 
 
どうかな、キレイになった?
 
 
家族的には、見違えるようにキレイ!と好評でしたが、実はヨネさん、自慢のM字眉(顔)だけはどうしても洗わせなかったそうです。
だいぶ崩れてきたように思いますが、本犬としては、まだ消したくないんでしょう、きっと。

 
こちら、玄の初めてのシャンプーシーン。
すっかりショボクレちゃって、水は大嫌いなのですが、ちゃんと我慢できます。

 
シャンプーはイヤだけど、楽しい伊達さんぽがついてくるから、これからも頑張ろうね、玄・米!

玄 この時、1歳8か月