2014年11月27日木曜日

バックトゥザ・・・E~DO~!

じゃじゃ~ん!やって来ました。


今回、ワンコOKということが分かって、それに、磯兵衛ファン(※)だし~、歴史、というより犬史?好きだし~、ということで、どうしても行きたかった「登別伊達時代村」です。
 
※礒部磯兵衛物語=少年ジャンプに連載中の、グダグダに生きるダメな武士・磯部磯兵衛を浮世絵風の画風で描くギャグ漫画。元は野良犬から生類憐れみの令によって大名扱いになった、そしてなぜか磯部家で飼われることになった、目が死んでいる犬(もしかして柴犬?)が登場して大人気に。
 
 
ハンターズには「え”~」と言われながらも、行ってみたなら楽しかったー!
 
だって柴犬なんですから。江戸の街並みの似合うこと!
 
 
江戸の長屋も。
 
 
とうがらし屋も。

 
礒兵衛が大好きな、だんご屋も。

 
寺子屋の中も。(寒いので、屋内でおだんごが食べられます。)

 
太鼓橋だって、違和感無い無い。
KJが着流しだったら、もっと良かっただろうねえ。(有料で、貸衣装もあります。)

 
それにねえ。このお芝居がまた面白かったんだわ。
 
 
この時期、日本人のお客さんはほとんどいなくて、圧倒的に韓国人、それから中国人、台湾人、マレーシア人などなんですが。

 
サムライ、忍者に花魁(おいらん)と、日本らしいテーマに派手なアクション、分かりやすいシンプルなストーリーと英語のめくりで盛り上げます。
 
 
特にこの方、花魁ショーの一八(いっぱち)さん、英語や韓国語、ジェスチャーをまじえた巧みな話術が素晴らしかったわ。
 
 
このお芝居では、観客の中から一人を舞台に上げてお殿様役をやってもらうのですが、韓国のみなさんはすごく乗りが良いんですね。我も我もと立候補するからね。
 
 
ジャンケンで勝ったのは、確かチャンポンさん、ミスター・チャンポンと呼ばれていたな。セリフは「Kurusyunai,tikouyore.」とか、ローマ字読みです。
 
 
舞台の上ではピース、観客席では爆笑の絶えないお芝居で、最後はおひねりがびゅんびゅん飛びかっていました。(頭に当たると危ない、コワイぐらい。(笑))
おひねりの紙は、どこの芝居小屋でも最初に渡されて解説があります。そういう観劇マナーもまた、外国の方には珍しくて楽しいんでしょうね。
 
 
さすがに北海道のテーマパークの中で、唯一の生き残りと言っても良いだろう「時代村」。アジアからの観光客急増にしっかり対応していましたね。企画勝ちですなあ。
 
 
ところで、芝居小屋の中にはワンコは入れません。
 
でも心配ご無用。観劇中は、「ワチキが・・・」「拙者が・・・」と言って、なんとその時間帯に出番の無い役者のみなさんが、外でリードを持っていてくれるんですね。(ちゃんと江戸言葉で話すんですから。(感心))
 
玄ちゃんなんか、シッコまでさせてもらったようですよ。
 
花魁ショーの禿(かむろ)さん
 
この禿さん、外で寒くはないですか?と聞いたら、「冬用の衣装だし、カイロたくさん貼ってますから大丈夫です。是非、二人そろって観て行ってください」と。
 
武士のみなさんも、顔はコワイ?けど、良い人ばっかりだったなあ。「お芝居観ないと元が取れませんから」と言ってくれた方。「実は自分も柴犬を飼っているんですよ」と話された方。
 
侍ショーの、本当は強かったダンゴ屋のお侍さん
と、後ろはニャンまげ
 
で、飼い主が知らないうちに、外ではこんなことになっていた!
 
一八さんとともに、韓国からのお客様の記念写真におさまる玄ちゃん。
 
実はこのピースしているお方、花魁ショーへの出演に手を上げていた(じゃんけんで負けた)お方。
とにかく玄ちゃん大人気だったようで、写真が撮りたいお客さんで長蛇の列だったとか。次から次へとみなさん笑顔でパチパチと。こりゃ、時代村の犬だと思われてたな~。

「おやつ入れ持っていっしょに歩くかい?」 by 一八さん
ワタクシたちが連れ歩いていても、「Akitaken?」「Kawaii!」とずいぶん声をかけられました。
 
考えてみれば、お犬様がいた江戸時代なんだから、ムラビトに犬がいたって不思議はない。
玄ちゃん、国際交流兼ねてアルバイトする!?(本犬は終始、ぶ然とした顔してましたが。ん?磯兵衛の犬みたい?)
 
さあ、それじゃあワタクシたちも記念写真を撮って引き上げましょう。
 
 
 
 
 
 
アジアからのお客様を乗せたバスが帰ると、一気に閑散としてしまった街並み。
 
最初は半信半疑だったけど、楽しかったなあ、「時代村」。頑張っていたなあ、「時代村」。またきっと来るからつぶれずにいてね!?
 
 
 
ポンベツの滝とブヒットバーガーから始まった旅。
帰りはやっぱり「白老牛バーガー」と「三階滝」で〆て、今年の温泉一泊慰安旅行は終わりました。
 
白老ビーフ・シチューもあります。


 
お土産です。手裏剣たくさん・・・
ハンターズだけに、ここでも飛び道具かっ!!(いったい何を、とるのでしょうか・・・)
 
「え”~」と言っていた割には、
当たれば500両(円)がもらえるという手裏剣投げ(有料)にも挑戦したKJ。
結果は??? 500円払って外れ、2000円払って手裏剣買っちゃったという・・・
 
 
 

 
 
 
 
 
 


 



2014年11月23日日曜日

温泉ごはん

ようやく届きました、登別温泉。


今年の温泉一泊慰安旅行、お宿は「花鐘亭(かしょうてい)はなや」さんです。

調べたところ、登別温泉では、ワンコOKの宿が2軒あったのですが、はなやさんが部屋食なので選びました。
温泉街の一番入り口にあって、巨館が立ち並ぶ中ひときわ小さな宿ですが、ホテルというよりは旅館のたたずまいのある、和風で良い趣の宿でした。
アジアからの外国人観光客も、日本らしさを求めて旅慣れた個人旅行の方が泊まるということで、
静かで落ち着ける環境でした。

 
登別温泉に来たら、地獄谷やら大湯沼、歩くところがたくさんあるんですがねー!
(いや、ワタクシは翌朝ちゃんと歩いて見てきましたよ。)
 

 
朝からシカ駆除やら滝行やらで、目的地に到着する前に疲れ切ってしまったらしいハンターズは、着くなりお休み。
そもそも、彼らは、獲物もとれない滝も無い山や川を歩く気持ちにはならないらしいんですね。
 
到着時にはお抹茶とお茶うけのサービス
 
で、寝ると。
 
ということで、ここからは本当に、お料理の写真しかありません。ゴメンナサイすみません。
 
お料理は、懐石風料理となっています。
なので、前菜からおつくり、なべ、蒸し物・・・と、〆のお食事、デザートまで、時間をかけて少しずつ順番に運ばれてくるタイプですね。
 
 
まずは今年も一年間の畑仕事、お疲れ様でした。
本年は作柄も良く、大きな災害や事故も無く、まあまあ良かった。
(けど農作物は、たくさんとれても規格外が多くなったり、価格が下がるのが、農家にとっては頭の痛いことなんですよ。)
 
それでは乾杯。いただきまーす。
 
 
 おつくり
 
 前菜
 
なべ
 
くちなおしのお蕎麦

 
吸い物と蒸し物
 
 酢の物と焼き物
 
 洋皿
 
 ん? 何だったっけ?
 
お食事

デザート
 
年に一度のぜいたく。やや2時間かけて、ゆっくりいただきましたよ。
どれも手が込んでいて見た目に美しく、もちろん美味しかったですが、KJのイチオシは「パーナ貝イタリアン漬」(酢の物)、ワタクシは「青唐辛子みその乗っかったご飯」(お食事)だったかな。
このチョイス、どちらもなんだかちょっとマイナーですよね!(笑)
 
さて、この夕食の間、一度も寄り付かなかった、お疲れ玄ちゃん。
クロワッサン・スタイルで、ただひたすらこんこんと眠る。
 
 
ところで登別の温泉街は、両サイドを山に囲まれておりますが、ここでもやっぱりシカがずいぶん出るそうなんですね。
温泉の仲居さんによると、桜並木でシカを見たとか、轢かれていたとか。
 
真っ暗な中の夜散歩では気がつきませんでしたが、朝散歩のとき、玄がひどく興奮してリードを引っ張るので行ってみると、山ぎわの駐車場や公園の芝生はシカのフンだらけでした。
昨シーズン支笏湖で試行されましたが、観光地ではシカを撃つことも容易ではなく、シカの増えすぎが大きな問題になっています。交通事故もですが、庭木への食害なども。どうにかしないとねえ。
 
翌朝です。
 

やあ、来ましたね!一晩寝たら、ちゃんと元気になった。



腹ごしらえをして、出発しましょう。
今回の旅のメイン・イベントはこれからです!

 
<つづく>