2015年4月29日水曜日

84.86%


先週の、市町村長、市町村議会議員選挙をもって、今年の統一地方選挙も終わりましたね。

留寿都村第1投票区投票所
 
知事選や道議選の投票率は60%を切って低調だったと報じられていましたが、留寿都村議会議員選挙の投票率は84.86%。
 
やはり、自分たちの毎日の暮らしと仕事に直接関わるのが村の政治ですから、住民の関心は高いです。
 
 
選挙期間中は、玄家の前もたくさんの選挙カーが行きかってにぎやかでしたよ。
(選挙カーに手を振るのって、楽しいですよね?)
 
 
 
札幌ではあまり見ない風景だと思いますが、随伴車も引き連れて、ちょっと大名行列のようですか?お決まりの、白い手袋が目にまぶしかったです。
 
 
道内の市町村議会では、議員のなり手不足が深刻で、無投票の市町村や欠員の市町村も少なくないということですが、幸い、留寿都ではそういうことはありません。
 
 
毎回、激しい選挙戦になり、立候補される方、関係者の方は大変だと思いますが、住民にとって、選択肢が多いのは恵まれたことですね。
 
熟考の上、清き一票を投じました。
もっとも、犬には参政権は無いし(笑)、サンファーム村村長にも無投票で選ばれたんですがね(汗)。
 
 
選挙権を持つ年齢が18歳以上に引き下げられるようですが、投票に行くのは、権利であると同時に大人の責任だと思います。
 
面倒くさいなんて言わずにね。
 
 
 
明るい選挙のイメージキャラクター
めいすいくん
 

2015年4月27日月曜日

アスパラ豊作祈願

サンファーム自慢の、アスパラの季節がもう目前です。

これはKJのハウスからの初物。
縁起物ということで、家族でいただきましたが、美味しかったですよ~。

 
ということで、急きょ、アスパラの聖地まで豊作祈願に行って参りました。
 
マチナカの交差点にどーん!と建てられた石碑。
そう、岩内町は、日本のアスパラガス発祥の地だったんですね!
 
題字は北海道知事(当時)が書いたものだそうです。
 
大正11年に岩内町出身の下田博士が育種に成功した。
同12年に直営農場を設置、13年に日本アスパラガス㈱を設立し14年に企業的生産に成功したとあります。
 
サンファーム村村長としては、アスパラ産業発展の基礎を築いてくれた先人たちの苦労を良~く勉強して、感謝して、今後の村政に生かさなくてはなりません。

 
村を代表して、しっかり豊作のお願いをしてきました。

 
で、岩内町と言えば、超有名?ゆるキャラの「たら丸」くんでしょう。
こちらも、1985年生まれと歴史があります。今のようなゆるキャラブームのはるか前です。
 
 
それだけに、下積み時代の苦労も多かったようですが、ゆるキャラ日本一決定戦で準優勝してからは、全国区の知名度を誇ります。
 
何かのイベントで着ぐるみを見たことがある人にはお分かりでしょう。何せ足が自由ですから、他のゆるキャラと戦わせたら、とにかく強いんですから~。
 
ちゃんとアスパラを手に持っていますね。こちらでも豊作祈願をいたしましょう。

しかしどうやら魚だと分かるのか、玄はかなりイヤそうでした・・・

魚好きの人間のほうは、せっかく岩内まで来たので、お寿司をいただいて帰ります。
さすが漁港のあるマチ、どれもこれも間違いなく美味しかったですわ。


 
このタラコなんか、スーパーで売っているものとは別物の美味しさだったので、同じものがどこかで買えないかと、おそるおそる聞いてみましたが、これはお寿司やさんオリジナルの製法で作ってもらっているもので、非売品なんだそうです。

 
で、道の駅の近くにあるお土産屋さん(北緯43度)で売っていた釣りたらこを購入。
KJが思わず悲鳴を上げるお値段で、冷凍ものでしたが、これがまた美味しかった~。
 
たらこの親はスケトウダラですが、普通はタラは網でとられているのですが、岩内でははえ縄で釣る。これが、手間だし漁獲量も少ないのですが、魚体が痛まない、鮮度が良いということで、そのたらこは格段に美味しい、絶品だ。
 
というわけで、この釣りたらこ、幻の釣りたらことも呼ばれて、NHKのTV番組「うまいッ!」でも放映されたそうなんですね。 
 
岩内町はスケトウダラはえ縄漁の発祥の地だそうです。
そして地ビールには、野生ホップ発見の地!(笑)
 
たらこも子だくさんで、豊作につながる気がしますよね。
 
 
タラコ唇も魅力的なたら丸くん、サンファームのアスパラのこと、しっかりお守りお願いしますよー!
 
中にはたら丸キャンディーが入っています。
 
サンファームのアスパラ情報は、Facebookでご確認ください。
 
 
 
 
 

2015年4月23日木曜日

春!

急に暖かくなって、札幌では早くもサクラの開花宣言が出されましたね!
本当に早いなあ。


 
こちらは先週末の伊達市ですが、ちょうどキタコブシが咲き始めたところ。
 
  
留寿都ではまだちょっと早いですが、伊達では、玄の美容室帰りの散策路で、春の野の花がいっせいに咲き出している様子を見て、心が弾みました。
 
 
純白の花が可憐なアズマイチゲ。
 


ワタクシ的には、この花を見ると、ああ今年もいよいよ春が来たな~と嬉しくなってしまう、大好きな花、エゾエンゴサク。
 
 
 
この散策路は住宅街の中にあるので、たぶん花壇からやって来たのではないかなという花も。
これは、チオノドグサ?(間違っていたらスミマセン)
 

 
パッと見目立たないけど、よく見ると、まるで畑のように密生しているツクシの大群落や。
 
スイセンもどこから来たかな。

 
久しぶりに見たらなんだか懐かしい、タンポポの姿も。


 
真狩のフラワーセンター、ガラス温室の中では一足先にサクラが満開になっていると聞いて、立ち寄ってみましたが、惜しい!ちょっと遅すぎた。
 

見事な葉桜。
 
 
それでも甘い香りにウットリ・・・かな?

 
何にしろ、サクラに和犬は良く似合います。
 
これ、KJが道路で拾ってきたお祭りの造花
 
今年はお花見に行けると良いね!
 
と、花札のサクラ(笑)
 
 
 

 
 
 


 
 
 

2015年4月21日火曜日

ジオパーク

留寿都からだと車で30分で、北海道を代表する観光地の洞爺湖です。


風光明媚な散歩コースに恵まれていて、と書きましたが、洞爺湖が魅力的なのは、単にきれいだからというだけではありません。

ガイドブックにいつも登場する彫刻、よく見るとけっこうコワイ。
 
記念撮影にはぴったりの、彫刻がたくさんあるからというだけでもありません。

玄村長、ライオンの群れのボスにも就任か?
 
洞爺湖有珠山ジオパークは、日本で初めて「世界ジオパーク」に選ばれているように、噴火の記憶を現在に伝える遺構の数々が、とてもしっかり整備されています。
  
散策路のオープン、今季は4月20日からでした。
 
ジオパークとは、ジオ(地球)を学び楽しむ大地の公園、だそうです。
 
オープン前だったので展望台からの見学です。
 
有珠山は、これまで数十年に一度、何度も噴火を繰り返してきた活発な火山です。
そんな火山にこれほど近接して、多くの人が暮らす地域は世界でも稀だということで。
 
金毘羅火口災害遺構散策路。
熱泥流に埋め尽くされて放棄された、公衆浴場施設と公営住宅です。

 
こうして展望台から遠く眺めるだけでも、なんともすさまじい・・・、ここにどういう暮らしがあったのか、考えさせられちゃいますよね。

 
こちらは、西山山麓火口散策路、新西山沼です。
 
 
この道路はね、当時、KJが室蘭まで馬券を買いに行くのにいつも通った道だったのだそうですよ。
今は見る影もない。
 
 
 

 
洞爺湖の魅力は、こうして表裏というか、光と影というか。
華やかな温泉街と、噴火の生々しい爪痕とがすぐ隣り合って見れるということだと思います。
 

 
温泉街も、ちょっと裏道に入ると閉鎖されたホテルが廃墟になっていたり。
これだって、噴火のせいで長期間にわたって客足が低迷した影響もあるでしょう。
 
 
だから単純じゃなくて、景色を見るだけじゃなく、いろいろ考えながら歩くのが楽しいんですね。
 
 
道路が沼になったところには、たくさんのカモたちがいました。
 
カルガモ(奥)、たぶんスズガモのオスとメス(手前左右)
 
噴火は、人間の暮らしと経済活動にとっては大打撃だけれども、周囲の自然、鳥や動物たちにとっては、また別の意味もありそうですね。
 
カルガモ
 
子どもが置いていったものか、落ちていたおもちゃの船を水に浮かべてみたKJ。

 
仕事柄、いつもシーズンオフに来るので一度も開いているところを見たことがありませんが、新西山沼入り口には、謎の食べ物屋さん?もいくつかあります。
 
今度は観光シーズンにも来てみたいね。
 
手づくりの時計台にフクロウ?
この雰囲気、なんか、東北の宿を思い出しますなあ・・・