2015年11月10日火曜日

投薬は難しい。


毎日のように畑やシカ駆除に連れて歩くために運動量の多い、「加我の玄」(正式名称です。)号の食事は、KJがいろいろと工夫して、猟犬用のドッグフードを中心に、何種類かのフードを混ぜ、さらに関節系などのサプリメントやトッピングを加えて与えています。

 
しかし、実は玄はほんとうに食の細い、あまり食べない犬です。フードは、一日、二日、食べずにいることも珍しくありません。食べるときでも一粒ずつゆっくりカリカリと、すごく時間をかけて食べ、ガツガツ食べる姿は見たことがありません。
ブリーダーさんに聞くと、これは父親である「黒竜」号ゆずりらしく、黒竜も食べない犬で、コンテストの前に体をつくることに苦労したらしいです。
 
たまにはトリ肉や、今の時期はシカ肉も乗ります。
 
そんなところに投薬の必要性が発生したものですから、たいへんです。
 
夏からくしゃみ、逆くしゃみがひどかったのですが、歯周病が原因だったらしく、
現在、漢方薬とプロバイオティクスで治療中です。

フードに混ぜて与えても絶対に食べませんので、焼いて一口大にカットした肉に、切れ目を入れてはさんで与えます。

 
その肉も、パクッゴクッと丸飲みしてくれれば良いのですが、そうはいきません。
不審なにおいがするのか、最初から疑っているようです。
 
 
奥歯で何度も慎重に噛んで、クスリを探しているようです。
肉をもらったのに、さえない表情ですね。




 
あーあ。ついに気づいたか、ゲッ!という顔でペッ!と吐きだしてしまいました・・・。

 
 
 
こうして最近、玄家では、あちこちの床にコロコロと、黒い粒粒が転がっているという(笑)

踏んだら痛いし・・・
 
こういうときは、何でもガツガツ食べてくれる犬だったらラクだったのにと思いますね。
肉をトリに変え、牛に変え、投薬の悪戦苦闘は朝晩つづいていますが、それに、朝晩肉がもらえるのでフードはますます食べなくなってしまいましたが、クスリはとても良く効いているようで、本犬は非常に元気で、くしゃみも逆くしゃみもほとんどしなくなりました。
体もいっそうしぼれて?シカやキツネを追いかけて飛び回っていますよ!

 
 
 
 
 
 

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