2016年3月18日金曜日

進化する機械


「今日ドキッ!」の収録と放送は無事、終了しました。

 
リハーサルはあったとは言え生放送なのでね、みなさん結構緊張したようですよ。

 
天気にも恵まれて、良いロケ日和でしたね。


ところで、番組を見ていただいた方はお気づきかもしれませんが。


KJがトラクターに乗って、「ブロワー」で雪を吹き飛ばしていましたが、これ、見た感じが何だか、今までのトラクター作業と比べて変わっていると思いませんでしたか?
 
 
トラクターは、ブロワーのような作業機を動かす動力を自分のエンジンから取り出していますが、そのための駆動軸、PTO軸(シャフト)は、普通はトラクターの一番後ろに装備されています。
 

 
 
なので、トラクターによる農作業は、普通、後ろに作業機を取り付けて引っ張るという絵になるんですね。
 
 
そうした時、ブロワーによる除雪作業は、ブロワーを雪山に押し付けて、雪をかきこみながら細かく砕いて吹き飛ばすわけですが、それって運転者にとっては、ずっと後ろを振り返ったままトラクターを後退(バック)させ続ける、という作業になるわけです。
 
 
何時間も首を曲げたまま、後ろ向きに進む作業。つまり、首がとっても痛くなる。
 
 
というわけで、登場したのが、ブロワーをトラクターの前面に取り付けることができる仕組みなんですね。なんでも改造費にウン百万円も!かかるんだそうですが。 
 
これなら、当たり前に前進しながら雪をかきこみ、吹き飛ばして行くことができます。
機械にも効率化だけではなく、作業する人にやさしい改良が求められる時代です。
 
 
それでも、雪下ニンジン掘りはたいへんな重労働です。
ブロワーが雪を飛ばした後を、「リフター」という機械が走って、土の中のニンジンを持ち上げて行きます。
 

 
あとはひたすら、人海戦術です。甘くておいしい雪下ニンジン収穫のため、まだまだ寒い中、本当にお疲れ様です。
 
 
サンファームの雪下ニンジンは、コープさっぽろや道の駅でお求めいただける他、ホームページでも紹介しておりますので、是非ご覧ください。
 
 
今年もまた畑仕事が始まって、とっても嬉しそうな玄ちゃんでした!
 
 
 
 
 

 
 




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