今年は札幌よりも雪が少ない留寿都ですが、12月も中旬になると、さすがにもう、除雪されない山の道路は車が走れなくなりました。
自分(玄)の背丈と同じぐらいの積雪なので、一歩一歩、跳ぶように、というか泳ぐように走ることになります。
こんなに雪が積もってからもシカがいるなんて、数年前までは考えられませんでしたが、この日は深い雪の中に3頭ほどのシカの足跡がハッキリと確認できました。
玄は、シカのニオイをたどりながら、足跡をつけて行きます。
シカに追いつけば吠えて知らせますが、追いつかない時は、15分もすれば自己判断で帰って来ます。この戻りの良さが、柴犬の長所の一つだと言われています。
犬によっては、シカを追いかけて隣町まで行ってしまうものもあり、ハンターにとって、犬の回収が猟以上の大仕事になってしまう場合もあります。
雪の中を一所懸命探したので、顔が真っ白ですね。白ゴマ柴(笑)
自分の足跡のニオイをとって、玄は必ず、KJのところへ帰って来ます。
それにしても、久しぶりの雪まみれ。真っ白になって、寒いし、ラッセルがしんどいし、8歳になって体もキツイと思うのですが、本当に楽しそうですね。
きっと、雪が大好きなんですね。
と言うよりも、KJといっしょにシカを追いかけて歩けること、いっしょに働けることが嬉しくて仕方がないんですね。犬とはそういう生き物です。
米(ヨネ)も頑張って、雪の中を走っています。
玄からは相当遅れますが、それでもちゃんと後を追って帰って来るようです。
注)音楽が鳴ります
ひとしきり走った後は、雪玉がついてかじかんだタマタマのメンテナンス。
サンファームの冬の風物詩? 玄のこの姿を見ると、いよいよ冬本番だと感じます(笑)
そろそろ、村内の駆除は終了。
シカを追って釧路へ、日高へと、遠征の日々が始まります。
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