2017年2月9日木曜日

春のきざし?


玄からの報告によると、なんと5か月齢の米(ヨネ)ちゃんに、早くも発情が来たそうです!

 
ヨネは将来、繁殖にも挑戦する予定ですので、きちんと発情が来たことは喜ぶべきなのですが、それにしても、まさかまだ全然子犬の5か月齢で来るとは想定外でした。シカ肉が成長を速めているのか、最近の犬は人間同様早熟になっているんですかね・・・
 
 
そのようなわけで、玄との誤交配があっては大変ですので、ヨネはパンツをはいて、ほとんどの時間をケージの中で過ごしています。

 
しばらくは外で自由に遊ぶこともできず、両犬ともストレスがたまりますが、季節は冬なのに、ヨネにはいち早く春が訪れた形です。
 
 
そんな中、どうせ2匹いっしょには遊べないので、ということで、何か月ぶりかの玄の美容室ついでに、玄単独で、洞爺湖温泉、伊達市を歩いて来ました。天気が良く暖かな日で、羊蹄山もくっきり。
 
 
南国の(笑)とうや、伊達。この冬はいつもより雪が多いように感じましたが、それでも留寿都に比べれば無いに等しくて、玄は久しぶりのサラダバー(ササの葉)を堪能していました。(けど、夜に吐きました(汗))

 
体が雪に埋まることもないし、足元がぬかることもないし、村と違って知らない犬のニオイがたくさんするから、とうやや伊達の散歩は楽しいよね。
 
 
花の季節はまだ先だけど、ちょっとだけ春を先取りした気分になりました。
 
 
一方、春まだ遠い留寿都では、村内で越冬している可能性があるシカの一斉駆除に向けて、駆除ポイントの偵察が行われました。
 
 
指示を待つ玄ちゃん。
 
 
しかし、伊達やとうやとは違って、お腹がつかえる深さの新雪ですから、ラッセルも容易ではありません。
 

ラッセルするよりも、跳びはねるほうが楽なのか、尻尾でバランスをとりながらピョンピョンとウサギのように進んで行きましたが。
 
 
玄も、もう若くはありません。雪の行軍に疲れて、あるいは飽きて?座り込んでしまう場面も見受けられました。
 
 
それでもこれまでに経験を積んだことを活かして、木立の中、川っぷち、雪っぴの下と、シカがひそんでいそうな場所を熱心に見て回ります。
 
 
ですが非常に残念ながら、今回の偵察では、村内にシカがいる痕跡はまったく見つけられませんでした。もちろん、農業被害の防止のためには歓迎するべきことですが、これまでの駆除の成果もあってか、足跡、食い跡、皆無です・・・。

 
ヨネのシカ猟デビューはこの越冬ジカ一斉駆除を予定していましたが、どうやらそれは、春になって南から川づたいに北上してくるシカたちの駆除までお預けになりそうです。

 
帰りは玄も、先頭を行く元気が無くなるので、人間がスノーシューで踏んでつけた、ケモノミチならぬヒトミチの後ろをついて歩きます。ウサギ跳びで腰を痛めたか、なんか、ガニマタですね。
 
 
まだあきらめ切れずに、高鼻を使ってシカのニオイを探しています。何も見つけられずに帰る道のりはホント、体も重くてしんどいですが、春にまた、訪れたいと思います。
 
 
きっと村内への上陸を阻止するぞ!と誓うK&Gでした。
 
道路にたっぷりと撒かれた融雪剤が危険なため、
(不本意ながら(笑))抱っこで移動中の玄ちゃん
 
 
 
 
 
 
 
 



 

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