2017年11月29日水曜日

全国展結果

 
展覧会に関して、私たちはずぶの素人ですが、色々と教えてくれる師匠、また、良い経験になるからと背中を押してくれる先輩にも恵まれ、和歌山まで行ってきました。



2戦目(実質初戦)が全国展とは実に勇気ある…、と誉められました?が、今となって思えばどうやら蛮勇です(汗)
 


何しろ全国展は、米(ヨネ)だけでなく、私たち自身にとっても初めて目にするものばかり。まるで日本犬の教科書や雑誌から抜け出してきたような美しい柴犬が、そこいらじゅうにワンサカワンサカ。



村犬のヨネには、世界にはこんなにたくさんの柴犬がいるのか!と、カルチャーショックだったことでしょう。(しかし残念だったのは、前日からの雨風、そして低温。いくつかのリングは水没し、コンディションは最悪でした。)
 
 
かんじんのヨネですが、第1審の個体審査で、良く立っているように見えましたが、審査員が近づくとまるで獲物に向かうように吠えかかり、体高測定もなかなかさせません。
 

改めて写真で見ると、審査員から体を反らすようにやや傾いて立っていますが、尻尾は下がらず、足もその場に踏みとどまって果敢に吠えていましたので、ビビリではなく攻撃吠えです。

 
全国展のリングの中で吠える。そんな犬は他にはいなくて、リングサイドからは、苦笑?失笑?の笑い声が上がる一方、悍威に富んでいて良いのではないか、との声も。
 
 
 原因を考察するに、村犬のヨネは審査員のような背広姿の男性を見たことがない!ということなのですが(笑)、ある意味、ヨネちゃん、非常に目立っていました。
 
 
同じグループの犬がぐるっと輪になって並ぶ第2審の比較審査では、ヨネも審査員に吠えることはありませんでしたので、第1審の審査順がグループの中で最後だったこと(周りに他の犬がいなくなってしまった後に審査員と1対1で向き合うので、気がそらせない)も影響したかもしれません。
 
 
その第2審では、第1審の印象がよほど悪かったのか(吠えられたのだから当然と言えば当然ですが)、審査員はヨネの前を見事に素通りして行きました…。(出陳者としてはやはりガッカリします。たとえ結果が分かり切っているとしても、審査員が審査をしないでどうするんだ!?とKJは怒っています。)
 
 
こちらは、我らがお師匠さんチーム。審査員も長く立ち止まってチェックしており、すごく良い状態に見えたのですが、残念ながら上位入賞はなりませんでした。
 
 
全国展では、中型(紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬)・小型(柴犬)の型別、オス・メスの性別ごとに、年齢・月齢で「成犬」「壮犬」「若二」「若一」の組に分かれて、いかに日本犬標準にかなっているかを審査します。一組の頭数が多い場合はいくつかの班に分けます。ヨネは「小型犬(柴犬)・雌部・若犬二組」のB班でした。
 
  
 
審査は、まず、それぞれの班(グループ)内で順位(席次)を決め、さらに型別に成犬組1席の中から最高賞、準最高賞を決めます。

 
今回、北海道支部からの出陳犬が、柴犬の準最高賞をとりました。全国展は遠方で開催されるので、どうしても出陳頭数が少なくなる北海道支部にとっては、画期的なことのようです。

 
二日間に及ぶ展覧会の最後には、紀州犬、四国犬、柴犬のそれぞれの最高賞が並んで、内閣総理大臣賞を競います。この時には各グループの審査員が集結して、何だかものものしい雰囲気。ギャラリーも固唾を飲んで見守ります。
 
今年、紀州犬94頭、四国犬91頭、甲斐犬・北海道犬8頭、柴犬550頭、総計743頭の日本犬の頂点に立った犬、内閣総理大臣賞は紀州犬!でした。和歌山での開催ですから、リングサイドは大いに盛り上がり、良い審査をしていただいたと歓声が上がっていました。
次点の文部科学大臣賞は四国犬。 
北海道ではお目にかかることの少ない、紀州犬と四国犬。素人目に見ても、狩猟をさせればさぞかしと感じられる、体も顔つきも引き締まった良い犬たちでした。
 
 
さて、ヨネの成績です。ヨネの成績は、小型犬(柴犬)・雌部・若犬二組・B班の「優良18席に入賞」でした。
 

 
全国で18位!同グループの登録28頭中、堂々の18位!と言いたいところですが、実際には途中棄権が10頭いたので、審査対象18頭中の18位=最下位でした。
ですが、全国からそうそうたる有名犬舎の犬とプロのハンドラーが集まる全国展で、素人にとっては「優良」をとることがまずは大きな目標なのだそうです。
 
 
 
審査員に吠えたこともあり、先輩たちからは、優良がもらえなかったのではないか、と心配されました。(評価は、優良→特良→良→可→不可、の順)
だからこれは、とても貴重な賞状、メダルです。
 
 
9月の北海道支部展から2か月。
 
 
プロのみなさんから見れば短すぎる!と叱られるかもしれませんが、毎日の農作業が終わった夜に、公民館や保育所の駐車場で、本番を想定して雨の日も風の日も訓練をつづけたKJとヨネ。そして保護者として付き添い見守った玄。わざわざ支笏湖まで、車中泊の訓練にも出かけたりして。
 
 
 
留寿都村から陸路を走って1,500キロの距離と、30時間の時を超えて、和歌山で、しっかりと全国展のリングに立ちました。
 
 
予想順位のビリからハンドラーの腕で1席アップ、実猟犬としてのヨネの気迫でさらに1席アップの目標こそかないませんでしたが、今回の経験を通じて裏話を含め展覧会の妙味といったものに触れ、ますますやる気になっている、KJチームです。
 
 
日本犬保存会の会報などを読むにつけ、最近の展覧会の、外見最重視の傾向に対しては賛否両論があると承知しています。
その一方で、日本犬標準が求める外観が、長年にわたって培われた日本犬としての本質から形作られる以上、優れた外見には優れた内面が宿ると考えることも理解できます。
 
 
 
これまで、展覧会には特に興味を持たずに来た私たちですが、今後も駆除や狩猟に不可欠なパートナーとして玄の血筋を維持するためには、必ず繁殖が伴うことや、日本犬の本質は猟犬であることを、まさしく現場の実践から確信している者として、良き狩猟犬が展覧会ではどのように評価されるのかということが大きな関心事でもあり、展覧会が身近なものに感じられてきました。
 
 
無論、ショードッグを作ることが目的ではありませんが、日本犬とより深く向き合い付き合う方法の一つとして、展覧会についてもっと良く学び挑戦することも考えたいと思っています。
 
 
 
例年であれば、北海道・東北各支部の春の展覧会は4、5月からスタートしますが、KJチームの今後はさて!?
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 




 





 



 




 


 
 
 




















 




 




 
















 




 




 




 




 




 








 






 
 
 






 






 




 





 




 





 




 























 




 













 




 









 




 





 









 




 





 




 




 





 


























 




 




 






 








 











 








 







 








 







 







 








 







 







 








 







 







 








 

 


 










 







 







 













 






 






 












 






 






 












 






 






 












 






 





 










 


 






 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
















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